僕とICカードと電磁気ワンダーランド
【これも昔の下書きから。】
タイトルは適当。
最近、みんなSuica, ICOCA, PASMOなど交通系ICカード
使ってると思います。
これを改札にタッチするだけで、動くの不思議じゃないですか?
簡単にいうと、高校のとき物理の授業で習っている(はず)の、
「電磁誘導」が関係するのです。
高校の授業をすでに受けている人は、
電線を輪っかにしたところに、磁石を通すと、誘導起電力が発生する、
なんてことを習った記憶があるかもしれません。ないかもしれません。
でも、これが何のために役にたつの?なんて思いますよね。
それが、身近なICカードの原理なんです。
ICカードの中身を見てみると、
こんなかんじになってます。
外側はぐるぐると電線がまいてて、ICチップがはいってるようです。
このぐるぐるが大事なんです。
要は、改札のあのタッチする部分から、磁場がでてて、
そこにコイルを近づけているんです。
そうすると、中に電流が流れますよね。
これ、動きがあることが重要なんです。
(横にスライドでもいけるはず)
それで、ICチップを読み書きすることができます。
ICチップの中身はちょっと複雑なので、今回はこの辺で。
ちょっとSuicaやPASMOやICOCAなどが読み取りにくいなー
って思った人は、電磁誘導を頭に描いて、
あの改札のタッチ部分にICカードを近づけたり、
離したりしてみてはいかがでしょうか。