どーなつの連続性定理

1つ1つは発散しても最終的に収束したい/アメリカのどーなつもふわふわしている

卓越研究員制度

平成28年度から始まった卓越研究員制度。

 

当初は300近いポストが確保できていたはずなのに…

文部科学省のHPを通じて、要件を満たす317件(92機関)のポストを一覧化公開しました。

平成28年度科学技術人材育成費補助事業「卓越研究員事業」における卓越研究員の決定(平成28年10月末現在)について:文部科学省

 

公募要領では150人程度の採用になる予定だった。

 

しかし、蓋を開けてみると83人???

 

日本経済新聞

この日経の記事では

研究者のアカデミア志向や、優秀な若手を厚遇する海外企業への流出などが背景にあるとみられる

と書いてあるが、文科省のページでは

公募を行った結果、849名の申請者(研究者)から申請書の提出を受け付けました。

平成28年度科学技術人材育成費補助事業「卓越研究員事業」における卓越研究員の決定(平成28年10月末現在)について:文部科学省

らしい。

 

そこで、まず文科省内での選考があり、

文部科学省において、176名を卓越研究員候補者として決定しました。

平成28年度科学技術人材育成費補助事業「卓越研究員事業」における卓越研究員の決定(平成28年10月末現在)について:文部科学省

176名にしぼられた。

 

そこから謎の何かがあって、83名になったらしい。

 

ここからは聞いた話だが、

この方が指摘していたようにある程度「コネ」のようなものがあって、

卓越研究員制度のカラクリと問題点 - 任期付き助教は、任期付き羊の夢をみるか?

受入機関と研究者が示し合わせてた。

しかしその研究者が文科省の選考に通らず、

受入機関も誰だかよくわからない人が来たら困ってしまい、

文科省の採用決定後にマッチングのやり直しがあったというのだ。

それで決まってない人もいるとか。。

 

制度としてどうなんだろう、という感じですね。

これから改善されるといいのですが。。