チャイコフスキー交響曲第六番「悲愴」
この記事はクラシック曲アドベントカレンダーの20日目の記事です。
二日連続!!!というかこっちがメインです。笑
昨日の記事でも実は悲愴がでてきてます。
この曲は高校のときにオケ部に入って初めて演奏した交響曲なので,
とても思い入れがある。
まあめちゃくちゃ難しくて「演奏した」といえるかも微妙ですが。
私はチェロで,第二楽章冒頭のメロディーなんかを弾けるのがよかった。
一応部活内の推薦盤(目標)はムラヴィンスキーの悲愴だったし,
それを何百回と聴きこんでた。
レニングラード・フィル。
これの4、5、6とはいってるやつを持ってたんだけどAmazonになかった。
最近こんな本を読んで,
フェレンツ・フリッチャイ(Ferenz Fricsay)を知った。
フリッチャイの悲愴の解釈が自分にしっくりきて,最高だとおもった。
鳥肌がたつ。
このベルリン放送交響楽団のがよい。
- アーティスト: ベルリン放送交響楽団,チャイコフスキー,フリッチャイ(フェレンツ)
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1996/04/25
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
Apple musicでもきける!!!
オケのときに「悲愴は人生」ときいたし、
実際この解釈は本当のようだ。
あと悲愴といっても悲しみがすべてではないらしい。
もともとチャイコフスキーのつけた副題はロシア語で
“патетическая”であり、意味は熱狂的・感情的・爆発的
らしい。
わたしなりの解釈だと、
第一楽章は暗闇から生まれてくる感じから,
子どものころ〜少年期の楽しさ、激しさ。
ファミレシラファラ〜からは初恋っぽい。
第二楽章は青年期、愛という感じ。
第三楽章は壮年期、人生がダイナミックになるとき。
第四楽章は老年期、死に向かう。今までの人生の回想。
有名な曲なのでYoutubeにもいっぱいある。
結構違うのでいろいろ聴き比べると楽しい。
- バーンスタイン
(ロシア感がすごいある,かっこいい。チャイコフスキー生誕100年記念演奏らしい)
Youtube漁りが止まらなくなってきたのでこのへんで。
悲愴は人生だ。