どーなつの連続性定理

1つ1つは発散しても最終的に収束したい/アメリカのどーなつもふわふわしている

気まぐれランダムウォーク

たまにはまじめじゃないこと書こうとおもって、

考えてたけど、難しかった。。

 

The Nature of Code

これ、id:mactkgに教えてもらって、

とりあえずオンラインで読みはじめた。

日本語版の副題は

「Processingではじめる自然現象のシミュレーション」

 というらしい。

Processingはともかく、

物理のシミュレーションは普段自分もやっていることだし、

興味深いとおもって読み始めた。

 

まだ、Introだけだが、ランダムウォークから始まるのが面白い。

だいたい、物理の教科書だったら

\ddot{z} = -mgとか運動方程式からはじまりそうだけど。

 

ランダムウォークは、なじみが薄いようでなじみ深い、ところだと思う。

普通、高校までの物理では力学的な現象としてそこまでは触れないと思う。

しかし、実は化学ででてきているのだ。

この名前なら誰でも知っているであろう「ブラウン運動」だ。

水に浮かべた花粉がランダムに動く、あの現象である。

実際は花粉が能動的に動くのを見ているのではなく、

花粉のまわりにある無数の水分子がランダムウォークすることによって、

花粉を動かしているのを見ているのだ。

これを発見したのはその名が残るブラウンさんだが、

現象の定式化をしたのはアインシュタインだった。

 

さらに、このNature of codeのランダムウォークの章、

「ランダム」にもいろいろあるという話もあって、

すごくいい。

ガウス分布って、フランスだとラプラス分布なのね)

 

日本語版ならもっとさらさら読めるが、

英語をがんばって読みたい気もする(無料だし)

読みやすさの点ではPDFを買ってしまいそうな気運はある。